今回は花の都パリをご紹介します。
パリというとかなりおしゃれでセレブなイメージがあるかと思います。
街だけでなく、フランスの人はファッションもおしゃれで、そんな日本とは全く違うフランスの首都パリ。
世界の中でも30年以上も連続で国際観光客数ダントツ1位を獲得し続けている観光立国の代表国です。
なぜそんなにもの外国人観光客がパリへ訪れるのでしょうか。
やはりヨーロッパの主要国の真ん中に位置していることが大きな要因になっているのでしょう。近隣諸国から鉄道やバス、LCCで訪仏するヨーロッパの人が多くいます。近場なので何泊もする人はあまりいませんし、一回のフランス旅行でお金もそんなに使いません。それゆえ国際観光収入のランキングではトップではないのです。
しかし、日本人はフランスに行くとなると長期の休みを取り、長時間かけて行くことになりますので、現地でも宿泊費や食費を含めて多くのお金を使います。
極東の国である日本からの旅行客はその分一回のフランス旅行でたくさんの観光をしたり、色々な料理を食べたりします。
フランスに行こうと思っている方々には、この記事を読んでよりイメージを膨らませていただけると幸いです。
誰もが知っているエッフェル塔。
設計したのはその名もギュスターヴ・エッフェル氏。ベトナムなどでも橋を設計したりするなど、19世紀に活躍された構造家です。
パリのエッフェル塔は昼間に見るのと夜見るのとでは全く違った見え方をします。昼はよく見るザ・エッフェル塔といった見え方をしますが、夜はロマンチックな雰囲気を感じさせてくれます。
また、フランスの道路は中心から放射線状に広がっており、セーヌ川も流れているので、上から見た景色はまさに絶景です。
ディズニーランド級に並びますが、パリに行ったら必ず登っておきたい言わずと知れた名所となっています。夜はカップルが多く、並ぶのも2人の時間ができて良いかもしれません。
ナポレオンが「世界最大の門を!」と望んで1806年に着工し、1836年に完成した凱旋門。完成した時にはナポレオンは既に亡くなっており、死後19年経ってからようやく遺体が凱旋門を通ったとされています。目の前に伸びるシャンゼリゼ通りの向こう側にはコンコルド広場やルーブル美術館が見渡せるので、必ず訪れたいスポットです。(訪れない人はいないでしょう)少し高台になっており、コンコルド広場までは少し下り坂になっています。
パリの景色は、色鮮やかな部分とセピアのような色があまりない部分の両方を兼ね備えています。それゆえに赤い車も街に馴染むわけです。

西は凱旋門から東はコンコルド広場まで伸びるシャンゼリゼ大通り。世界中から観光客が集まる世界で一番有名な通りです。大通りの両脇にはマロニエの街路樹が立ち並んでおり、広い歩道にはカフェのテラスが連なっています。
ここで、筆者はパリに行ったら絶対にやりたいと思っていたことを実現してきました。
それは、シャンゼリゼ大通りのカフェテラスで朝日を浴びながらモーニングを食べてビールを飲むという最高の贅沢です。是非みなさんもやってみてください!
話を戻しまして、下の写真はシャンゼリゼ大通りの途中にある横断歩道から撮影した凱旋門の写真です。季節は3月でまだ冬だったのでマロニエの樹木に葉は付いていませんが、逆に良い味が出ているような気がします。どの季節に訪れてもそれぞれの良さを持っています。
ルイ15世の騎馬像を置くために整備されたコンコルド広場。1789年に起こったフランス革命の時にその騎馬像は撤去されることとなり、そこにはなんと処刑用のギロチン台が設置されました。それ以降は革命広場と呼ばれるようになり、現在ではコンコルド(調和)広場という名称がつけられています。
革命時にはルイ16世やその妻であるマリー・アントワネットなど、合計で1300人以上に人がこの広場でギロチン台による斬首刑で処刑されました。
当時王政にも矛先が向けられ、国王という存在は民主主義の敵だとされ、国王であったルイ16世やマリー・アントワネットは罪なくして処刑されることとなりました。
このように激動の歴史を歩んできたのがこの現在のコンコルド広場なのです。今は全くそのような暗い歴史を感じされるような場所ではなく、凱旋門やエッフェル塔などを見渡せる観光地のひとつとなっています。
コンコルド広場の近くには人工的な湖も整備せれており、市民や観光客の憩いの場となっています。
ヨーロッパで最も古い美術館のひとつであり、誰もが知る数々の名作がコレクションされているルーブル美術館。超有名どころを紹介するとすれば、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」、古代ギリシアの「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」、ミケランジェロの「瀕死の奴隷」、そして筆者の大好きなアーティストColdplayのアルバムにも使用されているドラクロワの「民衆を導く自由の女神」などが展示されています。ちなみにこのウェブサイトの題名にもなっている「Viva La Trip」はColdplayの「Viva La Vida」を参考にしています。
ルーブル美術館には教科書に載っている有名な絵画や美術工芸品などを含めてなんと30万点以上にも上るコレクションがあり、もちろん1日でその全てを見て回るのは不可能です。観光で訪れる際にはガイドブックなどであらかじめ何を見たいかなどをある程度決めてから訪れるのをオススメします。ちなみに大人の入場料は15ユーロとなっています。
セーヌ川の中州、シテ島にあり170年以上もの期間をかけて1345年に完成したノートルダム大聖堂。シテ島とはパリ発祥の地とされており、紀元前250年頃にケルト人パリシイ人が住み始めたのがその発祥だと言われています。そんなシテ島にそびえるノートルダム大聖堂は、初期ゴシック建築の傑作でローマ・カトリック教会の大聖堂です。1831年に出版されたヴィクトール・ユゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ」の舞台となり、この小説を機にフランス革命でボロボロになった大聖堂の大修復が始まり、現在の美しい姿を見ることができています。展望台もありパリを一望することができるので、ぜひ訪れると良いスポットとなっています。
シャンゼリゼ大通りから横に逸れた路地モンターニュ通りにはディオールの本店やルイ・ヴィトン、シャネル、プラダなどの超一流ブランドショップが立ち並んでいます。
ファッションブランドの聖地とされており、パリのセレブだけでなく世界中からファッション上級者が集まってくる場所となっています。買わなくても訪れてみて損はないと思います!ザ・パリといった雰囲気を味わうことができます。
筆者は世界中のハードロックカフェでグラスやマグカップ、Tシャツを集めるのが好きでどこの都市へ行っても必ず訪れるお店です。好きなので載せてみました!というだけの話ですので、スルーしていただいても結構です(笑)
ハードロックカフェのTシャツはお店のロゴが入ってるいるデザインのものがあり、そのロゴの下に都市の名前が入っていてとてもおしゃれなので結構オススメです。超有名なロック歌手もライブやコンサートがあると立ち寄る場所になっていますので、興味のある方はぜひ行ってみてください!実際に使用したギターや衣装などが展示されています。
西ヨーロッパを鉄道で周遊しようと考えている人は必ずと言っていいほど使う高速鉄道タリスが発着するパリ北駅。
下の写真にあるワインレッドの車体の列車がタリスです。日本の新幹線より見た目がかっこいいですよね。さすがパリに乗り入れる列車だけあります。
ちなみにこのタリスは、時速300kmと新幹線並みの速さで走ります。パリを起点にドイツのケルンやオランダのアムステルダムなどを繋いでいます。パリとベルギーの首都ブリュッセル間の所要時間はわずか1時間22分、1日最大で24便を運行されています。筆者はこのタリスでブリュッセルまで行きましたが、快適過ぎて寝てしまい、目的地ブリュッセルを通り越してリエージュまで行ってしまいました。各シートにはエアクッションやヘッドレスト、フットレストなどが完備されており、シートの等級によってはWi-Fiにも接続できます。すぐに着いてしまう上に快適なわけですから寝過ごしてしまっても無理はないと思います。!
ということで、今回の記事はここまでとさせていただこうと思います。
パリに行く予定の人、そしてパリに興味がある人、パリに行ったことがある人など、様々な方に読んでいただけたのではないかと思います。パリに対するイメージがより具体的になったり、より興味を持てるようになったり、また、懐かしいなと思って見ていただいたりできていたら嬉しい限りです。ご覧いただきましてありがとうございました!