4月6日に、中部国際空港(セントレア)の4階イベントスペースにおいて、中部国際空港と台湾の台中国際空港の友好空港締結式が行われたそうだ。
[http://日本と台湾の“中部”をつなぐ架け橋に。中部国際空港と台中国際空港が友好空港締結 (Impress Watch) - Yahoo!ニュース:embed:cite]
台湾と言えば台北を思い浮かべる人が多いと思うが、台湾の中部地方の台中も多くの人口を要している立派な都市だ。
台中と台北は高速鉄道で結ばれており、利便性もそこそこ高い都市と言えるだろう。
私は台湾へは5回ほど訪れているが、いずれも桃園国際空港から台北を訪問しただけだ。強いて言うなら、バスと鉄道を使って九份へ行ったことがあるくらいだ。
日本人があまり訪れない台中と中部国際空港を繋ぐことにより、インバウンドで日本に訪問してもらう意図がある。現在、私は岐阜県高山市に転勤で在住しているが、やはり昇龍道の認知度は上がりつつあると実感している。
そして、飛騨高山を訪れる外国人のうち、台湾人が占める割合は極めて大きい。
そこで、さらに台湾の方々に対して、今回のような強力なPRを実施することで、昇龍道の知名度はさらに上がるだろう。
台中の方々は今まで一度台北の桃園国際空港に出なければならなかったが、その必要がなくなったことはかなり大きい。
また、少し話は変わるが、今日は愛知県名古屋市の「鶴舞公園」のお花見と、岩倉市の「岩倉桜祭り」に訪れた。今まで行ったお祭りでは日本人ばかりが訪れていた印象があったが、今日は外国人の姿も多く見受けられた。
「桜」を目当てに、外国人が訪れている姿を見ると、インバウンドで今まで言われてきた爆買いなどの「モノ消費」から文化や体験などを重視する「コト消費」にシフトしているという実態を実感することができた。
自分自身いつも思うが、実際に現地に行って、自分の目で、耳で、足で経験や体験をしなければ何も実態は掴めない。
アウトバウンドを伸ばすためには、インバウンドももちろん知る必要がある。
今後も自分の足で現地を訪れることを大切にしていきたい。